なぜキャロットケーキ?
ショートケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキ・・・。他にも魅力的なケーキがたくさんある中で、どうしてキャロットケーキ?
そんな疑問が思い浮かびませんか?
きっかけは妻からもらったひと口のキャロットケーキ。ひと口食べた感想は、「うん、悪くないかも。」
そもそも私は甘党ではなく、もっぱら辛党。スイーツより、おつまみ派。ケーキより、おせんべい派。そんな私がなぜかハマったのがキャロットケーキ。
SNS映えするような見た目でもなく、ふんわり生クリームや濃厚なチョコレート、宝石のようにちりばめられたフルーツのような派手さもない。
しかもまさかのキャロット?人参?野菜!?
それなのになぜか食べたくなる、なぜか食べてもらいたくなるのがキャロットケーキ。
土曜日の朝にコーヒーを淹れるとなぜか食べたくなる。ホットチャイなんてもう最高。夜ご飯の後、子どもと一緒に食べたくなる。お気に入りのキャロットケーキを見つけると家族や友達に買いたくなる。カフェに行くと、ついついキャロットケーキがないか探してしまう。
自宅でも気軽にキャロットケーキを楽しんでほしい。特別な日に食べるケーキではワクワクして、日常に溶け込むキャロットケーキはホッとしてほしい。
砂糖が貴重な時代に、糖分として代用されたキャロット。
キャロットケーキの最大の特徴は、なんと言っても人参。16世紀ごろのイギリス、砂糖が貴重だった時代に糖分として人参が使われたのが発祥だと言われています。
そして、お店の個性が出るスパイスとフロスティング。
スパイスはホールから製造直前にホールを挽くことで、香りを最大限引き出しました。
生地だけでも美味しく食べられますが、生地のほんのり優しい甘み、チーズフロンスティングの酸味とバターの香りが絶妙にマッチ。
さあ、あなたもキャロットケーキ沼へようこそ。